■エンジンオイルの交換 - ホンダ フィット GD1

今はどこの店でも下抜きだし工賃も500円程度、廃油の処理もしてくれるので、 わざわざ自分でやる人は少ないんじゃないかと思いますが、 かつてはガソリンスタンドやショップなどで下抜き(ドレンボルトを外して)ではなく、 上抜き(オイル注入口から吸い取って)の店があったので、 不完全なオイル交換を嫌う車好きの人は自分で交換していましたね。 車のメンテナンスの重要項目なのでたまには自分でやってみましょう。

まずはエンジンを掛けアイドリングで多少油温を上げてからジャッキアップをしオイルキャップを外します。※ジャッキアップはフロアジャッキのジャッキポイントとリジッドラックへの掛け方を参照。


小さい赤丸のあたりにドレンボルトがあるので17ミリのメガネレンチで外します。きつくしまっているので注意。 大きい赤丸のあたりにはオイルフィルターがあります。 オイルはけっこう飛び散るので僕は大きい箱に耐油性の袋を被せてオイルを受けています。


角度が悪いですね。首を左に傾けて見るとわかりやすいかも。


ドレンパッキンは毎回交換。 オイルフィルターも2回に1回は交換。 僕は自分でエンジンオイルを交換する時はオイルフィルターも必ず交換しています。


ドレンパッキンをはめたドレンボルト。締め付けるとドレンパッキンが潰れて隙間が無くなります。


オイルフィルターは黒色のOリングにオイルを塗布してから装着します。


写真はラチェットレンチにカップを付けオイルフィルターを回しねじ込んでいるところ。 ドレンボルトと違ってこちらはきつく締め付ける必要はありません。 なおカップだと車種毎にサイズを揃えないといけない可能性があるので、オイルフィルターを掴めるプライヤーとかのほうがいいかもです。


オイル量は3.4リットル。オイルフィルターも交換した場合はプラス0.2リットル。 オイルレベルゲージはここにあります。


測り方ですが、まずオイルレベルゲージを抜き取りウェスなどでオイルを拭き取ります。(写真の状態) そしたらオイルレベルゲージを元の穴に挿して再度抜きます。 オイルが付着しているラインがUPPERとLOWERの間にあればOKです。