■ワイパーアームとカウルトップの塗装 - ホンダ フィット GD1

白色化したカウルトップと錆びて塗装が剥げたワイパーアーム。 ワイパーアームの根元部は前オーナーさんによると思われる自家塗装の跡があります。 でもこの塗膜も剥がれ落ち下地がみっともなく露出。

カウルトップについてはケミカル剤を塗布して黒色を復活させていましたが数ヶ月しかもたないのが難点。 今回ワイパーアームの再塗装ついでにカウルトップも塗装することにしました。


ワイパーブレードの位置を養生テープでマークしておきます。念のために貼ったけどやらなくても困りはしません。


赤丸のキャップを外します。


ナットは14mm。緩めるときにガラスやボンネットを傷付けないよう毛布を掛けておくといいかもしれません。


ナットが外れたらワイパーアームを持ってゴリゴリと引っこ抜きます。


ワイパーアームの位置調整をするスプライン部はテーパーになっていますね。


カウルトップ両サイドのゴム製のカバーを外します。


逆側のカバーを外したところです。


赤丸3ヶ所のカヌークリップ(91501-SL4-003)を外し、 カウルトップに付いているゴム製のウェザーストリップを外してからメンテナンス用のカバー?をパカッと外します。


その前にウォッシャー液のパイプを外しましょう。矢印の所で分割できます。


そしたらカウルトップをバキバキっと剥がしていきます。 赤丸の辺りがクリップの位置です。両端のクリップは90602-SAA-003。それ以外は90602-SX0-003。


分解完了。塗装をして乾燥させてる間にガラスに付いた水垢や汚れを落としてやります。


ワイパーアームはディスクグラインダーで塗装を剥がしてからプラサフを塗り、耐熱ブラックで塗装しました。 カウルトップはP.P.メイト ブラック。普通の塗料と違って染める感じなのでシボ面や穴の質感もそのままです。 ただボンネットのヒンジの部分の軟質ゴムのカバーは塗装はできるんだけど、 取り付け時に嵌め込もうとウニウニやってたらひび割れてしまいました。 ここは染めQのほうがいいかも。(使った事ありませんが) 今回は悩んだあげくラッカーシンナーを染み込ませたウェスでささっと拭き落としました。 これで残った塗料が浸透したのかわかりませんが黒くそしてひび割れもせず装着することができました。 (シンナーはゴムには良くないと思うので装着前によく洗浄をしました) もしかしたら最初の塗装前の洗浄脱脂が甘かったのかもしれません。 あとクリップ類は毎度のことですが新品に交換するつもりで予め用意しておいたほうがいいです。 バキバキっという剥がす時の音は何回やってても心臓に良くないですね。 いずれにしても新品同様になったワイパーアームとカウルトップ。満足でございます。


純正品番:90602-SAA-003 主にカウルトップ グリルほかピラー インテリアトリムの内装クリップとして使用。 汎用品:90602-SAA-003


純正品番:90602-SX0-003 主にカウルトップ グリルのパネルクリップとして使用。 汎用品:90602-SX0-003


純正品番:91501-SL4-003 主にカウルトップクリップ モールクリップ トリムクリップのカヌークリップとして使用。 汎用品:91501-SL4-003


P.P.メイト ブラック。