■LEDヘッドライトのうるさい冷却ファンの音対策 - ホンダ フィット GD1

LEDヘッドライトは熱対策として冷却ファンがついています。(LEDは熱に弱いため) この冷却ファンそのものの音はたいしたことはないけど、 冷却ファンの振動がヘッドライトユニットと共振してブーンという音を発し車内まで伝わってきます。 これが不快でうるさい。

このLEDヘッドライト H4タイプはLED本体の後端にマイクロファンが付いていてLED本体を冷やしています。 このマイクロファンのベース部を持ってファンを回してみると音は問題ないけどかなりの振動(電動歯ブラシみたいな)を感じます。 この振動がヘッドライトユニットに留めているピンの部分で音をだしているのか、 それとも振動がヘッドライトユニットに伝わってレンズ内で共鳴しているのかはわかりませんが、 とにかく走行中でもわかるくらいブーンと音がします。 さてこの問題をどうするか。LED本体とマイクロファンの間に防振対策を施すか、 それとも大きいヒートシンクを取り付けてファンレス仕様にするか。 幸いにしてマイクロファン部はLED本体にネジ込んであるだけなので分離が簡単。 ということでマイクロファン部とLED本体を分離して、 LED本体およびヘッドライトユニットに振動が伝わらないようにしました。 以下、その手順です。


防塵カバーを加工します。


赤丸内にカッターで切り込みを入れLED本体からの電源コードはここから出すようにしました。


冷却ファンのベースを挟むために写真のようにカットします。もう少し残してもよかったかも。


凸部を裏返すとこうなります。


内側からベースを嵌めこみます。※誤って冷却ファンを壊してしまわないよう、 冷却ファンはベースから外して作業したほうが安全だと思います。


ネジ止めすることなく防塵カバーに冷却ファンを装着することができました。


LED本体の電源コードを通してみました。器用であればこのまま実装してください。 僕はLED本体をヘッドライトユニットに留めピンで留めてから 電源コードを防塵カバーに通し、防塵カバーをヘッドライトユニットに固定しました。


運転席側に装着した写真。防塵カバーの内側にLED本体があります。


助手席側。ピントが手前になってしまいました・・・。


テストの結果かなり改善しました。ただ完全ではありません。工夫して遮音するかヒートシンクなど他の方法で冷却するしかないかと。とりあえずお疲れ様でした。