■パンタジャッキ(車載工具)でタイヤのローテーションをする - ホンダ フィット GD1
タイヤのローテーションというとなんやらめんどくさそうに思いますが、 FF車(前輪駆動)であるフィットはどうしてもフロントタイヤの減りが早いから定期的にローテーションしてあげてください。 このページでは車載工具であるパンタジャッキでやってみます。
FF車の場合は図のようなローテーションをすることが推奨されているようです。 ※駆動輪のタイヤを後ろか前に移動すると覚えておけばFR車(後輪駆動)のローテーションをする時でも迷わずにすむかと思います。
※更に追記:現在は非駆動輪をクロスさせることなく前後を入れ替えるだけで良いそうです。
応急用タイヤ&工具はトランクの下に収納されています。
前から気付いてはいたのですが錆が出ています。錆び止めしなきゃね・・・。
ここでは左前のタイヤから作業に入りますが、どこからはじめてもかまいません。 ではまず矢印のところにマイナスドライバーを入れてぱかっとホイールキャップを外します。ドライバーも車載工具に付いてます。 でもこのキャップずれてますね・・・溝が合ってない、ていうかツメが折れてくるくる動いてしまってるわ・・・。
そしたらこれまた車載工具のレンチでホイールナットを緩めます。
いよいよジャッキアップです。ジャッキを掛ける場所は写真の位置、そして赤色の部分を左手で軽く握りながら、青の部分を右手で握りぐるぐると回します。 上げてる最中はジャッキを見てまっすぐ上がっているか確認してください。斜めに上がったり異常を感じたら一旦降ろしてやり直してください。 なおこのクラスの車ならジャッキアップはそんなにしんどくはないと思います。もし動きが悪いようならパンタジャッキのネジ部をグリスアップするか潤滑剤を吹いてみてください。
タイヤが浮いたらホイールナットを外しタイヤを外します。ついでにブレーキパッドの減りやゴムブッシュやブーツなどを目視チェックするといいかもね。
応急用タイヤを仮組みしジャッキを降ろします。タイヤが接地したら一応ナットを本締めの8割くらいで締めておいてください。
左後輪を外し、さっき外した左前のタイヤに入れ替えます。 同様に右前輪を外し左後輪を、右後輪を外し右前輪を、 そして最後に左前に仮組みした応急用タイヤを外し右後輪をはめてローテーション完了です。 なおナットの締め付けトルクですがあまり強く締めすぎてもだめです。レンチに体重を軽く乗せてギュッと締めるくらいでOKです。
この時点ではまだホイールキャップは付けません。とりあえず近所のガソリンスタンドまで慣らし走行して給油と空気圧の調整をします。 だからローテーションをする時はガソリンが減った状態でしたほうがいいかと。ガソリンが少なければいくらかはジャッキアップも楽だろうしね。
これまた慎重に家に戻りナットに緩みがないか最終チェックをします。問題なければホイールキャップを嵌めて完了。 なにぶん素人作業ですからこのへんは慎重にね。間違ってタイヤが外れて事故でも起こしたらたいへんですから。