■シフトパネルの電球をLEDに交換 - ホンダ フィット GD1

フィットのシフトパネルの文字盤はT5の電球1個だけで点灯させています。 これをLED化するのは難しく、単純にT5のLEDに交換しただけでは光が拡散せず、文字によって輝度にムラがでます。 これは電球は光点から全方位を照らすのにたいしLEDは指向性があるためです。 そもそも電球よりLEDのほうが全長が長いのでケースに入らない・・・。 LEDテープを使えばそんなに難しい作業ではないと思いますが、 今回は手持ちの材料があったので手間を掛けてみました。


●LEDテープ編

純正のシフトパネル。


ソケットは捻って抜き取ります。


電球をLEDに交換するだけなら簡単なんだけどね。


文字盤のケースは爪で取り付けられています。


こちらも。


文字盤ケースが外れました。


LEDテープの固定例。チップLEDのサイズが3216のledテープ(輝度不明)ならふつうにこれで問題なし。 ※参照 LEDテープ(リボン)の仕組みと使い方


チップLEDのサイズが3528の高輝度タイプのLEDテープなど眩しい場合は向きを変えてみたり、 数を2ユニットから1ユニット(LED3個)に減らして自分好みに調整するとよいかと。


LEDテープへの接続は直結でもいいけど念のためT5 ウェッジベースを加工してみました。


弾性系の接着剤を充填しました。


LEDテープのカットライン部に半田付け。


組み戻して完了です。※センターコンソールを組み戻す前のこの段階で十分に点灯の具合を確認しておかないと後悔します。


●手持ちの材料で製作編

ユニバーサル基板を切り出しT5 ウェッジベースを半田付け。


電圧変動に関係なく一定の輝度を保つため(チラツキ防止)に定電流ダイオードを使用しました。 10mA(E-103)を2個並列で20mAを流しています。 またプラスマイナスの逆接続による破損を防止するため整流ダイオード(1N4007)を組みました。 チップLEDは3528サイズ1900mcd(20mA時)です。


基板を固定するためのスポンジ。


基板の固定に不安があったので後にホットボンドで強化しました。あと個人的にちょっと眩しいかな。 電流を10mAもしくは15mAに落としたほうが良さそうです。※後日10mAに下げました。