■タイロッドエンドの交換とトーインの調整 - ホンダ フィット GD1
タイロッドエンドのジョイントを外し、奥のナットを緩め、タイロッドエンドを左に回せばスポット抜けるのですが、 今回ナットもタイロッドエンドも固着していたのでボールジョイント部を外さない写真の状態でナットはスパナを嵌めてハンマーで叩いて緩め、 タイロッドエンドは緩んだナットの部分から潤滑剤を浸透させてはショックを与えなんとか外すことができました。
ナットはトーインを調整する役割があるので、 緩める前に基準点(どこでもいい)からの長さを記録しておきます。
ナットを緩めるのに使用したスパナとハンマー。
ナットとタイロッドエンドが緩んだらボールジョイント部をタイロッドエンド セパレーターで外します。
左がタイロッドエンドです。赤丸のジョイスティックみたいな動きをするのがボールジョイント部。 ここが磨耗したりすると異音の発生原因になります。 そして右側のナットの位置で長さを調整するのがわかると思います。
純正品番(タイロッド右):53540-SAA-003、(タイロッド左):53560-SAA-003
ナットを元の位置にしてタイロッドエンドを回し込んで固定。 ボールジョイント部のナットを締めて完了です。